[メンバー情報/大脇理智]わける手順 わすれる技術

*パフォーマンス時間に変更があります(7/24変更)

アーティストレジデンス・イン・スタジオイマイチ
“ わける手順 わすれる技術 ”
アーティスト: 大脇理智, 神村恵, 高嶋晋一

*展示とオープン時にはパフォーマンスなどがあります

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私たちは知覚された様々な断片を繋ぎ合わせることで、対象や出来事を理解しています。芸術もまた、身体が感受するあらゆる情報をまとめあげるプロセスを経て、創造されています。今回、三人のアーティストが集まり、そうした知覚と学習のプロセスを解体し、新しく組み立て直すという、試行=思考に挑みます。
制作はスタジオイマイチにて行われ、N3 ART lab.で展示されます。創作と地域との関わりをさらに考察し二つの拠点を行き来しつつ制作が行われます。

*滞在期間: 2014年7月18日 – 27日

*パフォーマンス 2014年7月26日(土) open 19:00
パフォーマンス 19:00 – 20:00 19:30 − 20:30、トークセッション 20:30 – 21:30
会場: N3 ART lab.
USTREAMにて配信予定!!>  *配信は会場の都合上ありません。申し訳ありません。
参加費: ¥1,000 (1ドリンク付き)

*プロセス展示
2014年7月27日(日) – 8月3日(日) 金・土・日のみ営業12:00 – 21:00
会場: N3 ART lab.
入場無料

問い合わせ : mail@imaichi.net 070-5535-7869
主催: スタジオイマイチ(大脇理智) https://imaichi.net
協力: N3 ART lab. http://n3-art-lab.com (山口県山口市駅通り 1-7-7 )


プロフィール;
神村恵 Kamimura Megumi ダンサー/振付家
幼少よりバレエを学ぶ。2000年~01年、オランダ ロッテルダムダンスアカデミーにて学ぶ。04年よりソロ作品を発表し始め、国内外の様々な場所にて公演を行う。06年9月神村恵カンパニーとしても活動を開始。主な作品に「配置と森」「飛び地」などがある。10年7月、トヨタコレオグラフィーアワード2010、ファイナリスト。12年6月、英国ブライトンにて滞在制作・上演を行う。12年9月、東京国立近代美術館にてカンパニー作品「沈澱図」上演。14年4月、カンパニー作品「腹悶」をSTスポットにて上演。物質としての体、感覚する主体としての体、何かを指し示す体、が交差する場としてダンスを立ち上げる方法を探っている。

高嶋晋一 Takashima Shinichi 美術家
1978年東京生まれ。パフォーマンスやビデオ作品などを制作/発表。主な展覧会/公演に「These fallish things」(GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE、08)、「インターイメージとしての身体」(山口情報芸術センター、09)、「気象と終身――寝違えの設置、麻痺による交通」(アサヒ・アートスクエア、10)、「ポジション・ダウトフル」(ユニット「前後」名義での神村恵との共作、blanClass、11)、「14の夕べ」(東京国立近代美術館、12)、「exonym/endonym」(ユニット「前後」名義での神村恵との共作、Brooklyn International Performance Art Festival、13)など。主な評論・エッセイに「コンセプチュアリズムが流産するのは原理上避けえないことなのか?ージェローム・ベルの方法を端緒として」(Web: Body Arts Laboratory Critique、11、http://bodyartslabo.com/critique/3abschied.html)、「欠如と余計の使い途について」(Web: blanClass+column、11、http://d.hatena.ne.jp/blanClass/20110712)「底なしからの身振り、あるいは手だし不可能な局面における手段性について」(『引込線2013 work+essays』)、「「自然」概念、ならびにその流用」(『Art Critique n.04』14)など。

大脇理智 Owaki Richi 映像エンジニア/メディアツルグ/ボディーワーカー
1977年愛知生まれ。舞台鑑賞で得られる情報とダンサーが舞台上で得る情報の差に注目し、触覚や体勢感覚といった感覚の可能性を探る。主な参加作品にdumb type劇場作品「memorandum」、三上晴子インスタレーション「Desire of Codes 欲望のコード」など。個人の作品「skinslides」は12年文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品受賞。