安藤洋子プロジェクトダンスワークショップ講師日野晃先生

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表現をとは何かその疑問にたいする要素を教わりました。

#1,表現には表現する・される態度が必要
これは、「正面をとる」と「表現する身体」「表現される身体」からなします。表現は発信者、受信者の関係と態度によって内容が変化します。

#2,感る
練習は2組で行われ、発信者と受信者に分かれ、コンタクトを厳密に行います。作業はシンプルで発信者が受信者の腕を持ち動かします。受信者は相手の動きに付いていくだけですが、これが厳密にやると難しい。注意点は、決して自分から動かないこと。相手を理解するのではなく感じるままについていくことです。この際「コネクト」がどれだけ出来ているかが問題となり、相手から忠実に出来るだけ多くの情報を入手するには、「コネクト」に集中し、感覚を研ぎすます訓練が必要です。
ダンサーですら感覚はにぶく、自分のにぶさを体感しました。

#3,表現に対するリアクションに対応できる体づくり
感覚を研ぎすまし相手の表現を感じたとしても、これ対応した動きが出来なければなりません。そのためには身体を鍛え、間接を柔軟にしなければなりません。結論から言うと、身体の軸である背骨から動き出す練習が重要となします。背骨の動きを外側に広げて動かせる、部分ではあり得なかったパワーが引き出せます。これは格闘特有の考え方ですが、ダンスにも応用すべき重要な動きです。

これらの要素は、それぞれが相対関係になっています。例えば、身体を構成する骨や筋はそれぞれにコネクトしていますから、骨や筋のコネクト、床と足のコネクトこれらが一つの動きの流れの中で意識される必要があります。

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