コンタクトインプロワークショップ:川村朋美

久しぶりのワークショップでした。
まず、ショーイングに参加してからワークショップを受けるという
あまり無い始まりでしたが、結果的にはそれがとても良かったと思います。
まずは22日金曜の夜からショーイングの顔合わせ及びちこさんと伊藤さんからの
構成を教えて頂いて、軽く踊りました。
この時点から「これはきっと楽しくなる!」と思いました。
動きがばらばらではありましたが、
ショーイング当日の朝に練習した内容がとても充実していて、
そこから得た事が、動きのまとまりを出せたと思います。
お客さんも自分が思っていた以上にいらしゃっいましたし、
ホワイエの階段の下で踊ったときもお客さんは移動して見て下さって
お客さんの反応がまた自分にも刺激になりました。当日も楽しく踊れたし、
久々に「踊るって楽しいわ!」と思えた瞬間でもありました。

ショーイングが終わって、馴染んだ感じの所でワークショップを開始。
実は私は今年、東京に行った時にちこさんと伊藤さんの
コンタクトインプロのワークショップに
1日だけ受けたことがあり、その時は割と体を動かしたのですが、
今回は割と基礎というかコンタクトインプロの特徴とかを直球でやるのではなく
回り込んで「ああ、こういうのもコンタクトインプロなんだ!」と
思うことが多かったです。
軽く体を動かしてそこからペアで踊ったり、「ネガティブスペース」といって、
相手の体の空間を頂いて踊る方法や、今まで他のワークショップでも
やったことはあったけれども、とても新鮮にできました。
それだけじっくり教えて下さったのだと思います。
久々にちくはのメンバーと踊って楽しかったし刺激的でした。

コンタクトインプロは、即興だけれども
でもきっと振りがある踊りも、
一緒に相手のその時の調子によって自分も変わってくるので、
踊りは何でもコンタクトインプロだなぁと感じました。
それを感じたのは私だけでしょうか?

ショーイングの朝に練習した事や
「踊りに意志を持って踊る」事とか
「踊り」に対しても沢山勉強になった3日間でした。
そして一緒に踊った時に、相手によってどんな踊りもできる
ちこさんと伊藤さんのプロであるダンスに感心したし、
伊藤さんが最後におっしゃっていた様に、
「相手に踊りたいと思わせる様なダンサーになりたい」とおっしゃっていて
それをとても今回感じたし、
そう思って踊る事もひとつのコンタクトインプロであるんだなと思いました。
充実した3日間でした。ありがとうございました。

カテゴリーBlog